teachとtellの違いを徹底解説します!
今回の記事では、日本人の英語学習者が間違えやすい英語として、「teachとtell違い」という二つの動詞の使い分けについて詳しく解説してみたいと思います。
実は英語初心者が英語を話す際に何気なく使ってしまっている表現の中には、ニュアンス的に少し変だったり、意味としては通じてもネイティブが使わないような少し堅い表現があったりします。
そして、そういったニュアンスがナチュラルな表現を使えば、より英語が自然に聞こえますし、スムーズな英会話をする事が出来ます。これって英語を上手に話すうえで意外に重要な事ですね^^
それでは、「teach」と「tell」の違いと「教える」の英語の言い方を紹介していきます。
英語で「教える」という意味の「teach」の使い方
「teach」という単語は「教える」という意味になります。「tell」は「伝える」という意味になります。
日本人の英語学習者がこの二つの動詞を間違える理由としては、「日本語の教える」という”動詞の使い方”が大きく関係しています。
日本語の「教える」という動詞は日常の様々なシーンで使われていますので、日本人の英語学習初心者は「日本語の文章を英語に直訳する」という作業の際に間違えが出てきてしまいます。
後で詳しく具体的な例を交えて紹介していきますが、先ずは日本語の「教える」という動詞の使い方を分析してみましょう。
まず「教える」はどういったシーンで使えるのでしょうか? まず、一般的に日本語の「教える」には下記のような意味があると思います。
- 勉強、習い事を教える事
- 告げる(電話番号、時間など)
- 示す(道、やり方など)
上記のリストを見てみると、日本語の「教える」という動詞は様々なシーンで使えるという事が分かります。しかし、英語では「シーンによって違う単語を使う」という必要があります。ですから、日本語を英語に直訳しようとすると、ちょっと変な不自然な英語になってしまいます。
次は、日本語の「教える」という動詞の様々な使い方を英語に翻訳してみましょう。
- 勉強、習い事を教える事 = teach
- 告げる(電話番号、時間など) = tell
- 示す(道、やり方など) = show
英語の「teach」は簡単にいうと、「勉強や何かの技術(テクニック、ノウハウ)を教える」という意味だけに限定して使われます。
つまり、その他の「時間を教える」、「道を教える」、「やり方を教える」という意味として使う場合には、他の違う英語の動詞を使う必要が出てきます。それでは、次は例文で英語の言い方をみていきましょう。
teachの使い方
英語の「teach」は殆どの場合、学校や勉強に関する事を表現する場合にしか使われません。それでは実際の例文で使い方を確認してみましょう。
teachの使い方 例文:
I teach English at a junior high school.
(私は中学校で英語を教えています。)
I taught your son last year!
(私は去年あなたの息子に教えました!)
I am teaching my daughter the alphabet at the moment.
(私は今娘にアルファベットを教えています。)
tellの意味と使い方
英語の「tell」は場合によって「教える」という意味になりますが、基本的には「伝える」や「告げる」という意味として使う事が正しい使い方と考えた方が良いと思います。
つまり、”勉強以外の情報”を伝える際には「tell」という動詞を使った方が良いです。
tellの使い方 例文:
Could you tell me your phone number?
(電話番号を教えてもらえますか?)
Can you tell me the time?
(今は何時ですか?)
※直訳:時間を教えてもらえますか?)
Tell your mother I’ll see her tomorrow.
(お母さんに明日会うよ、と伝えてくださいね。)
Tell me your name.
(名前を教えてください。)
I told him the truth.
(私は彼に事実を伝えました。)
showの意味と使い方
場合によって「show」という動詞は日本語の「教える」に相当します。例えば、何かのやり方を教える際に「show」という動詞を使います。
showの使い方 例文:
Can you show me how to use the washing machine?
(洗濯機の使い方を教えてくれますか?)
Can you show me the way to the park?
(公園への道のりを教えてくれますか?)
※この場合「tell」という動詞も使う事が出来ます。「show」という動詞を使う場合、「案内」というニュアンスが含まれています。
He showed me how to use the printer.
(彼は私にプリンターの使い方を教えてくれました。)
以上、今回は「教える」という日本語の英語の言い方を紹介してみました。英語の「teach」、「tell」、「show」という動詞は使い分けが難しいと思いますが、これを機会に是非ニュアンスや使い分けを覚えてみて下さいね^^
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EFイングリッシュライブ(EF English Live)

ネットのレビューや口コミを調べてみてると、やはり私と同様の意見として”豊富なテキストの種類とボリューム量”について評価されている方が多いです。
このくらいのボリューム量があれば教材だけみてもかなりコストパフォーマンスは高いと思います。これにプラスして「ネイティブ講師のマンツーマンレッスン」+「海外の生徒とグループレッスン」が付属しているのですから、一ヶ月使い倒したらかなりのコストパフォーマンスの高さです。
また、レッスン費用がリーズナブルだからと言って講師の質が低いわけではありません。英会話のレッスン自体はしっかりと教育を受けている英語ネイティブの講師がレッスンを担当してくれるので、生の英語をしっかりと吸収する事が出来ます。
質問にも丁寧に答えてくれますし、学習システムにトラブルがあった際にも丁寧に優しく対応してくれました。教え方も丁寧でした。以上の理由から総合的にみて、第1位に選んでいます。
Bizmates(ビズメイツ)

このスクールは”ビジネス英語に強い英会話スクール”というコンセプトなので、他の通常のオンライン英会話スクールと比較した際に「ビジネス英語に強い英会話」という括りのスクールなので、第2位にするのは少し迷いました。
しかし、それ以上に「質の高いレッスンを提供している」という事で、総合的にみて第2位に選ぶ事にしました。
しかし、ビジネス英語に特化した英会話スクールといっても、通常の英会話レッスン、例えばフリートークをやったりテキストを使った英会話のレッスンを行ってもOKです。
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普通のオンライン英会話スクールであれば、時間ですぐにレッスン終了時間になるとすぐにレッスンを切られてしまう事が多いですが、ビズメイツのある講師の方は、レッスンの時間が過ぎても生徒の質問に丁寧に対応してくれたりするので、とても好感がもてました。
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DMM英会話

このスクールの特徴としては、世界中から集まった国際的な外国人講師達だと思います。
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