オンライン英会話のレッスン効果が出やすい進め方と効果で出ている人が実践している事
このサイトでも繰り返し口が酸っぱくなるくらいしつこく言っている事ですが、オンライン英会話スクールのレッスンといってもスクールによって様々なカリキュラムが用意されています。
ですから、レッスンの進め方や受講内容によってレッスンの効果は全く異なります。仮に間違ったというか、効果のない方法でレッスンを受講し続けていても、その効果を実感出来る事は殆どないか、非常に微々たるものだと思います。
そして、これも大切な事ですが自分の英語レベルをしっかりと把握していないうちから闇雲にレッスンを受け続けていても効果は低いです。(これは英語教材を選ぶ際にも同じ事が言えると思いますが)
私の周りでオンライン英会話を利用してレッスンを受けている人が何人かいますが、その中には以前の記事でも書いた事がありますが、「レッスンの効果を感じている」、「英語力が上達している」という人がいる一方、「レッスンの効果が殆どない」、「自分の英語力のアップが全く感じられない」という人がいます。
では、何故同じオンライン英会話スクールのレッスンを受けているにも関わらず、このような2つのパターンに分かれてしまうのでしょうか。
英会話スクールで効果を感じている人が実践している勉強法のポイント
まず何よりも、オンライン英会話スクールでレッスン効果を感じている人は、レッスンを定期的に受ける「継続する力」を持っています。必ず定期的に英語をアウトプットする事を心掛けています。
そして、オンライン英会話スクールのレッスン以外にも、積極的に英語を使う機会を作っています。例えば、フェイスブックやインスタグラム等のSNSで積極的に海外の人たちと英語でコミュニケーションしている人も多いです。
これは私もよく行いますが、SNSって生の英語を吸収するいい機会なんですよね。そして気軽に英語をアウトプット出来る点もよいですね。
別に正しい英語表現にこだわる必要はなくて、間違って英語を使ってしまっても気軽に英語を発言できるよい環境です。別に間違った表現だからといって誰に責められる訳でも指摘されるわけでもありませんしね^^
確かに英語圏の若者が使うネットスラングのようなものがあって、時々何を言っているのかわかないと時もありますが、ネイティブが使っているフレーズを「これって何の事なんだろう?」と思って自分で調べる癖がつくので、思ったよりも勉強になります。
相手に何かコメントをもらったりした際に、その意味がわかればそれに対して英語でコメントしてみてもいいですよね^^ 英語圏のネイティブって結構な確立でコメントしてくれたり、返してくれたりするんですよね^^
特に特定の趣味(ファッションとかスポーツとか)でつながっているようなSNSの場合はかなり良い英語のアウトプットが出来ると思います。
お互いに好きな事があるので、ネット上の友達感覚という感覚でコミュニケーション出来ると思います。こういうふうに英語でコミュニケーション取れるって理想ですね^^
参考:「英語環境を作る方法:日常生活の中から英語を話す機会・英語環境を探し作り出す方法」
また、オンライン英会話の効果を感じている人はレッスンの進め方に関しても講師に依存していない人が多いです。彼等は英会話講師を「英会話の相手」として考えている為に受身になりません。
一般的なフィリピン人を講師に迎えている英会話スクールは、先生と生徒という立場のレッスンが難しいです。講師も所謂日本人が考えている”先生”というポジションでレッスンをしてこない場合が多いです。
しかし、日本人の英会話学習者は日本の教育システムが関係してか!?教育に対して受身になってしまいがちです。
多くの方は「教えてもらう人(講師)に対して積極的に自分の意見を出してはいけない」というようなマインドセットを持っている人が多いです。その為か、スピーキングのレッスンでも受身になってしまいがちです。
やはり、スピーキング力を伸ばしたいのであれば、話すしかありません。場数を踏むしかないんですね。特にレッスンを始めたばかりの頃は英語を話す事に慣れる必要があります。
ですから、「英語を教えてもらう」というよりは、「英語を話す為の相手」と考えてレッスンを受講する必要があると思います。(カランメソッド等のメソッド系は別です)
また、これ以外にも効果を出している人は英語のインプットがとにかく多いです。例えば、英語圏のテレビドラマをみていたり、英語のメディアをリーディングしたり、自分の興味をある分野を英語を調べたりとにかく英語環境を作っています。英語環境に関しては以前の記事でも書きましたが、これは英語を習得する上で本当に大切な事です。
参考記事:「洋画を字幕なしで見る事は英語の勉強になるのか?映画や海外ドラマを字幕なしで見る方法」
効果を出している人はとにかく、英会話のレッスンを受けているだけではなく「自分だけで英語の勉強する時間」を定期的に設けているんですよね。
一方で英会話スクールのレッスンを受講しても一向に効果が出来ない人に限って「オンライン英会話のレッスン以外に何も英語の勉強はしていない」っていう人が本当に多いです。
そしてレッスンで使えそうな英語表現や自分が会話中によく使いそうな表現等も積極的にインプットしている為に、ボキャブラリーや表現力も豊富です。
また、ただの暗記した英語の知識ではないので、レッスンを通して「それらの知識を深めて会話として応用していく力」もつけていけています。これは個人的にかなり重要なポイントだと思っています。
結局の所、英語力って応用する力がとても大切だと思います。ですから、基本文法の知識も大切ですが、「自分が知っている知識だけで英語を話す」これが本当に大切だと思っています。
レッスン中に覚えたての表現を使ってみてそのフレーズや表現が自分の物になるまで繰り返し使ってみる事は重要だと思っています。この方が「○○メソッド教材」みたいな英会話教材を使って勉強するよりもよほど効果的な方法だと思っています。
そして単語を覚える際も、単語単体で覚えるのではなくスピーキングやライティングでも使えるように、その単語を含む文章全体を覚えるようにすると実用的な表現としてインプット出来ると思います。
とにかく私の意見では、「効果を出している人は講師やスクールだけに頼っていない」という人が多いです。英語学習の効果は自分の責任が大きいという事を理解しているんですね^^
やはり講師の全てを一任すると、どうしても興味のない分野のレッスンをされたり、つまらない当たり障りの無い会話だったりしてしまうので、これらを自分で積極的に決める事が出来れば、もっと楽しいレッスンをする事が出来ると思います。
ですから、レッスンの前には事前に「どんな事をやるのか?」、「どんな内容を話したいのか?」などを決めておいた方が有意義なレッスンになると思います。
英会話は「ともかく話していれば上達する」、というような考え方をよく聞かれますが、実はこれはある意味では正しいですし、やり方によっては正しく効果を発揮しないというようにもなると思います。
ちょっとまとまりがなくなってしまいましたが、今回の記事で大切な事をまとめると・・・・
- オンライン英会話スクールのレッスン以外にも英語をアウトプットする場を作る事
- レッスンでは受身にならないようにする事
- ある程度の期間継続している
- 会話で使える表現やフレーズ毎インプットを行っている(単語の暗記だけ行う人は少ない)
以上の事を守って実践している人がオンライン英会話で効果を出しているようです。