カランメソッドの効果は人によって異なる! カランメソッドに向いている人・向いてない人とは?
オンライン英会話のレッスンを受講している人の中にも、まだカランメソッドのレッスンを受講した事がない方も多いと思います。ネットの情報だけをみていると、カランメソッドの効果については「賛否両論」といった意見をよく目にしますが、実際にはカランメソッドの効果の感じ方は個人によっても、学習スタイルによっても異なってくると思います。
中にはネガティブな意見、特にカランメソッドは効果なし何て記事を書いている方もいますが、果たしてそういった方の実際の英語力はどのくらいなのでしょうか?
どういった方法で、どのくらいの頻度で英語に触れているんでしょうね~。また、どのくらいの期間カランメソッドを受講していたのでしょうか?そういった事が書かれていない事が多いので単純に数回レッスンを受けた後に感じた感想を書いているんだと思いますが・・。
私個人的には今最も気に入っているメソッドなので、日本の英会話スクールにもっと定着して欲しいサービスだと思っているのです。
今一つ日本ではマイナーなメソッドの為かオンライン英会話スクールも含めてカランメソッドを受講出来るスクールは限られています。
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カランメソッドが日本で普及しない理由の中には、英会話初心者にはちょっとスパルタ的で難しいと感じられたり、スクール側でカランメソッドに対応した講師を準備する事のコスト高なども上げられると思います。
やはりカランメソッド対応の英会話レッスンとなると、英会話スクール側も新たな人材や教材、講師の教育費用も重なってそれらが運営費に重くのしかかってきます。
そして何よりもカランメソッドを受講した事がある方ならご存知だと思いますが、このレッスンは生徒にとっても講師にとってもかなり体力のいるレッスンです。
そういったハードなレッスンを日何回もこなしてくれる講師を募集して、さらにカランメソッド対応の為の教育をするとなると、英会話スクール側は当然の事ならがレッスン費用を上げざるを得ないと思います。
しかし、一般的にフィリピン人が英会話講師をしているオンライン英会話は「格安」をセールスポイントにしている事もあって、業界のレッスン平均価格も通常の英会話スクールと比較しても考えられないくらい安いものになっています。
特に昔から英会話スクールに通っていたような学習者はオンライン英会話のレッスン費用の安さに「本当に大丈夫!?」と思っている方もいるくらいです^^
ですから、レッスン費用が自然と高くなってしまうカランメソッドは「その効果がはっきりわからない限り」一般の英語学習者には敬遠されてしまうのではないかと思っています。
つまりこういったサジ加減を上手にやっていかない限りカランメソッドのレッスンを提供する事ってスクール側にとっても難しいようですね。
カランメソッドについてあれこれを書いているうちに話がそれてしまいましたが・・・。今回私が一番書きたかったテーマとしては、「カランメソッドに向き不向きはあるのか?」という内容でした^^
カランメソッドを使った英語学習法は日本人の英語学習者に向いているのか?
私自身、約3年ほど前からカランメソッドのレッスンを受講してきましたが、正直な話、このメソッドについては「向いている人と向いていない人」(受講しても効果が出にくい人)がいるのではないかと思っています。
というのも、このメソッドは元々イギリスで作られた「ヨーロッパ人向けの英語学習メソッド」という事もあり、やりはじめた当初はちょっと日本人には難しいのでは!?と思っていたからです。
もっと言うと、あまり初心者向きではないように感じたんですね。他のページでも詳しく書いた記憶がありますが、そもそもこのメソッドは「ヨーロッパ諸国の非英語圏の人達向け」に作られた言語学習メソッドです。
そしてそういったヨーロッパ諸国の人々の公用語は英語ではないものの、「言語のルーツがラテン語」の場合が多いです。
つまり、言語こそ違うものの「文法の流れや単語、冠詞などの使い方」なども含めて「英語と共通する」部分が多いんです。
その為、出来るだけ多くの英語のパターンをインプットしてそれらを繰り返し練習していけば自然と話せるようになるという考えから、このカランメソッドが開発されたと思うんです。
しかし、日本や韓国、中国など(その他の非英語圏のアジアの国々)の言語は「英語と言語学的にとても遠い関係がある」という事もあり、こういったメソッドは向いていないのでは!?と思う時期もありました。
まぁレッスンを受け始めた当初はカランメソッドのレッスンのスピードについていけずに、弱気になっていた事も関係しているのかもしれませんが(笑)。
とにかく、カランメソッドにはある程度の「向き不向き」がある事は確かです。では、一体どんなタイプの人がカランメソッドに向いているのでしょうか?どんなタイプの人が不向きと言えるのでしょうか?
英文法はOKだけで会話になると全く駄目、フリートークが苦手な人はカランメソッドのレッスンを受講するべき!
ここからは、私の経験則になるのですが、カランメソッドに向いてるタイプの人は”文法の知識はあるけど英会話になると頭が真っ白になる”というような人や、ある程度中学校レベルの文法の知識があり身に付いているけど、会話になると全く言葉が出てこない人、もしくはとっさに言葉で出てこない(英作文出来ない)という人に効果があると思っています。
初めから文法の知識がある人はあとは会話の練習、パターンの練習をすればある程度は話せるようになると思います。そして文法の知識があれば、カランメソッドで使われる文法パターンについても初めから理解出来ているはずです。
どうしてこういったシーンでこの文法パターンを使うのか?などは理解しやすいと思いますので、カランメソッドのパターントレーニングだけに集中出来ると思います。
また、フリートークの際に「どんな会話をしていけばいいか?」、「どんなテーマの話しをしていいのか?」迷って黙ってしまうような人にもカランメソッドのレッスンは向いていると思います。
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カランメソッドのレッスンでは、次から次へと講師が質問を投げかけてくるので、わざわざ自分で会話の内容を考える必要がありません。
言ってみると強制的に英語を話さざるを得ない状況になるわけです^^ ですから、黙りこくってレッスン時間を無駄にする事無く、しっかりと英語を話す事だけに集中出来ます。
逆にカランメソッドに向いてない人は、中学校レベルの基礎文法が身についてないような人です。
こういった人はカランメソッドのレッスンで使われる文法パターンが何をさしてるか?どうしてこの表現を使うのか等がすぐに理解出来ずにレッスンを進めてしまう可能性があるので、いくらトレーニングを受けても上達しずらいです。
ですから、こういった基礎文法の知識がない方はある程度の文法を学んでからレッスンを受けた方が効果も感じやすいと思います。
何故こういったシーンではこの表現を使うのか?どうしてこのようなパターンを使うのか?そういった基礎レベルの文法知識はあった方がいいと思いました。
だからと、こういった文法の知識が乏しい人がカランメソッドに向いてないかというと、そうでもないと思います。
カランメソッドは基本的に初級レベルからはじめるレッスンなので、内容自体(使われている文法パターン)は非常に簡単なレベルからのスタートになります。
以上の事から、初心者でもある程度の文法を学びながら練習していけば、スピーキング力のアップ、英語を口から出すという目標は達成できそうです。
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