オンライン英会話のレッスン中に勉強した内容を効率的に復習する方法
今回の記事では、オンライン英会話をやっている英語学習者の方であれば一度は必ず考えるテーマだと思います「オンライン英会話での復習方法」について紹介してみたいと思います。
実は私は以前にアップした記事の中で、「英語学習の自習・復習の重要さ」について書いた事がありますが、今回の記事では具体的なオンライン英会話の復習のやり方をもっと細かくクローズアップしていきたいと思います。
参考:「こんな人は要注意!オンライン英会話で上達しない人によくある5つの理由と改善策」
オンライン英会話のレッスンを受講しているけど、中々上達を実感出来ない人や他の学習者は、「どんな方法で復習しているんだろう?」、「どんなやり方で英会話の勉強を進めているんだろう?」と気になっている方は多いと思いますので、そういった部分も含めた内容で紹介していきたいと思います^^
では、実際にオンライン英会話のレッスン後にどうやって復習していけば効果的なのでしょうか?
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レッスンの音声を録音してもう一度聞き返す
これは最も重要で且つ簡単に実践しやすい復習方法だと思います。英会話の先生との会話を録音する事が出来れば、「レッスン中に何の話をしていたのか?」、「レッスンではどんな新しい単語・文法・フレーズが出てきたのか?」などを瞬時に思い出す事が出来ます。
英会話のレッスン中は出来るだけ英語を話す事に集中していると思いますので、メモを取る時間がない場合があります。ですから、そういった際には「自分のレッスンを録音してみる」という方法がとても役に立つと思います。
こうする事によって、もう一度後で聞き返す事が出来ますので、レッスン中にメモを取れなったような場合でも安心です。というか、私の意見では毎回のレッスンは自分の英会話力の上達を確認する上での必ず録音するべきだと思っています。私が使っている録音ソフトは下で紹介します^^
特に英会話初心者の場合は、実際のレッスンでは、会話の集中していると思いまいますのでメモを取りながらレッスンを受ける余裕なんてないと思いますから・・・^^;
つまり、録音した英会話レッスンの音源があれば、それだけで自分専用の英語学習教材になります^^ そして、レッスンをもう一度聞くだけでもリスニングの復習にも良いです。
お勧めソフト:
Tapur (スカイプ用録音・録画・留守番ソフト)
Free Video Call Recorder for Skype
レッスンに出てきた知らない語彙を単語帳に入れる
レッスン中に出てきた新しいボキャブラリーを辞書で調べて、「自分専用のフラッシュカード」を作っていきましょう!そして空いた時間を使って、自分がどのくらい覚えているのか定期的にテストしてみましょう。定期的にボキャブラリーを復習すれば(例えば毎日10分くらい)、簡単に覚える事が出来ます。定期的に行う事によって記憶しやすいです。
「英語の単語を見て日本語にする」事だけではなく、「日本語を見て英単語にする」といった訓練もしてみましょう。そして、「頭の中で単語を思い出す」というだけではなく、実際に英語を口から出すといった方法がさらに良い効果を生み出します。
実際の英会話中にその覚えた新しいボキャブラリーが自然と使えるようになるまで、復習する時には必ず自分の声を出して言う練習をした方が良いと思います。
単語の発音が分からない場合には、英英辞書で調べる事が出来ます。下記のサイトは英語ネイティブが使う辞書なので、アメリカ英語の発音とイギリス英語の正しい発音が入っています。
参考:Cambridge English Dictionary
レッスンに出てきた知らない語彙を使って文章を作る練習
ボキャブラリーとは「単語」という意味になりますが、日本人の英語学習者は過去の私も含めて(笑)「英単語を知識はあるが実際にその知識を会話として使えない」という場合が多いです。
そして、事実として沢山の英単語を覚えても英会話が出来るというわけではありません。結局、どの言語でも単語ではなく文章・表現を使って話しますので、「文章の作り方」を覚える必要があります。
ですから、新しい単語を覚える際に「文章の中で単語を覚える(文章毎覚える)」方が実用的な学習方法だと思います。そこで、新しく覚えた単語を復習する為ためには、辞書でその単語が含まれた例文を調べて、文章毎単語を覚える事がお勧めです。
例えば、例として「rain」(雨)という単語を調べてみましょう。この単語を辞書で調べると「rain」は名詞だけではなく、「動詞」としても使う事が出来ます。では、それぞれの使い方の例文を作ってみましょう。
例文1(名詞)
It looks like rain.
(雨が降りそう。)
例文2 (動詞)
It rained yesterday.
(昨日雨が降りました。)
今回はその単語の「文章の中での使い方」を覚えようとしていますので、別に複雑な文章は必要ありません、シンプルな例文で大丈夫です。例文をフラッシュカードにして空いている時間に復習すると単語だけではなく文法パターンも頭に入ります。これは効果があります^^
レッスン中に出てきた知らない文法パターンを復習する
レッスン中に新しい文法パターンや自分が上手く使えない文法パターンが出てきたら、その「文法パターンの使い方」を調べて例文を作ってみましょう。
例えば、英会話レッスン中に「今までの経験」に関する話が出てきた場合、「自分の経験を紹介や表す文法」を使う必要が出てきます。一般的にその「経験」に関する文法は中学校3年生の英語授業で勉強しますが、過去の私も含めて多くの学習者はその文法の使い方を忘れてしまっている方が多いと思います。
例えば例として「私はフィリピンに行った事がない」というような文章を言いたい場合には、「I have never been to the Philippines」という英語で表現します。しかし、多くの英語初心者は「I don’t/didn’t go to the Phillipines」のような英語的に正しくない表現を使います。
勿論、これでも通じますが、英会話の先生が聞いたら、正しい英語に直す可能性が高いです。自分が受けたレッスンの音声を聞いて先生が自分の英語を直す事に気がついたら、その文法を復習する必要があります。
復習するためには、そのパターン(例えば、I have never ~)の様々な変化を練習した方が良いと思います。つまり、そのパターンの過去形、否定文、疑問文などの形の例文を作りましょう。
例文:
I have never been to the Philippines.
(私はフィリピンに行った事がない。)
I have been to the Philippines.
(私はフィリピンに行った事がある。)
Have you ever been to the Philippines?
(あなたはフィリピンに行った事がある?)
Has she ever been to the Philippines?
(彼女はフィリピンに行った事がある?)
I had never been to the Philippines before last year.
(私は去年までにフィリピンに行った事がなかった。)
など・・・
上記のようなパターンの例文をフラッシュカードに入れておくととても良い学習ツールになると思います。繰り返しになりますが、「日本語の文章を見聞きして英語にしてみる」といった学習はとても良い復習になります。
自分の英語の発音・イントネーションを録音して聞き返す
最後の重要な復習項目としては、「自分の英語の発音とイントネーションをチェックする」という内容です。自分が受けたレッスンを録音して、もう一度自分の英語を聞いてみると、いくつかの欠点や先生の話している英語の発音やイントネーションと違いがあるのに気がつくと思います。
そこで今一度、「自分の話している英語の発音やイントネーションはどうなのか?」と考えてみましょう。勿論、初心者にとって正しい発音とイントネーション、英語の変な発音やイントネーションを区別する事が難しいですが、殆どの英語学習者は、自分の英語を改めて聞いてみると”自分の弱点”が分かるのではないかと思います。
例えば、「r」の発音はどうでしょうか?イントネーションはフラットになっていませんか?英語っぽいイントネーションになっていますか?
実は発音は簡単にレベルアップできると思います。日本人の英語学習者にとって、最も難しい発音は「r l vなどの子音」だと思います。微妙に違う母音(aとuなど)も問題になりますが、最も簡単に練習する事が出来るのは子音だと思います。
特に「r」と「l」の発音が問題になっている場合には、ユーチューブなどで調べると口の動きや舌の位置を紹介している動画が沢山あります。少しでも練習すれば意外と発音が早く綺麗になるはずです。
では、今回は実際に私が実践してみて役に立ったオンライン英会話の復習方法を紹介してみました。今度、オンライン英会話レッスンをやる機会がある際には、是非上記の復習方法を使ってみてくださいね!