英語チャンクとは? 英語の上達には「英語チャンク学習法」が重要な理由

英語チャンクとは? 英語の上達には「英語チャンク学習法」が重要な理由
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英語を独学でマスターするには「チャンク」が重要な訳:日本語が上手な外国人が実践した言語学習法とは?

このサイトを定期的に読んで下さっている方は、最近アップしている多くの英語フレーズに関する記事をみていて、あれ?いつから管理人は英語学習を偉そうに語れるようになったの?(笑)

などと、思われている読者の方もいらっしゃるかもしれませんね^^。 実は、先月より私の古くからの友人でネイティブのオーストラリア人である「Kylie」にネイティブの英語講座として記事を書いてもらっています。

このサイトでもこういったネイティブが使う生の英語表現をずっと紹介していきたいという事もあり、彼女にずっとお願いしていました。

そして、ようやく先月から時間のある時に記事を書いてもらえる事になったので、現在のコンテンツが作られているといったような状況です^^ ありがとうKylie!

実はオーストラリア人であるkylieは日本の生活も長い事もあって、日本語が超ペラペラです。実際に話したらビックリするくらい上手なんですよ^^

英語圏のネイティブが日本語を話す時に出る、英語特有のアクセントの癖なども殆どありません。そんな彼女をみていて私はある事を思いました。

それは、「彼女が日本語をマスターした勉強法を紹介すれば、当サイトの英語学習をしている方によい情報になるのではないか?」とそんな事を思いつきました^^

そこで、今回の記事では「日本語をほぼ完璧にマスターした外国人(オーストラリア人)紹介する「外国語学習法」に関する内容を紹介していきたいと思います。

冒頭でも少し触れましたが、現在も日本に住んでいますが、来日当初は全くと言っていいほど日本語は話せませんでした。では、彼女は一体「どのような学習法を使って日本語が話せるようになったのでしょうか?」

リスニング量を増し「チャンク」で覚える事

英語チャンクとは? 英語の上達には「英語チャンク学習法」が重要な理由

日本人の英語学習者の多くの人たち(私も含め笑)は書店に溢れる沢山の英語教材を買いあさり買いますが、実際に教材に付属しているCDや音声ファイルを聞いているという人は少ないと思います。

これは中古本屋さんの英語教材コーナーに行くとわかりますが、教材に付いているCD開封している人は少ないです。

そして、音声付の英語教材にも関わらず、テキストだけを読み続けて英語を聞いて勉強しているという人は意外に少ないです。

しかし、英語を含め外国語が話せるようになりたければ、リーディングする事よりもリスニングする量を増やす事が大切です!

ですから、外出先何処でも、いつでもリスニング出来るようにミュージックプレイヤーやスマホに音声ファイルを入れて直ぐにいつでもリスニング出来る環境を作る事が大切です。

通勤時間でもいいですし、ランニングや散歩に行く時、ジムで運動している時でも、いつでも英語のリズムを頭にインプットしていきましょう!

外国語習得のカギとなる「チャンク」とは何?

これには訳があって、外国語の例文やダイアログを繰り返し何回も聞いていると、言葉の「チャンク」を覚えやすくなります。外国語を話せるようになるには、この「チャンク」が大切です。

このチャンクとは、「言葉の塊」、「短いフレーズ」という意味になります。

そして、数多くのチャンクを覚える事が出来れば、外国語を使って会話する際に自然と頭の中からチャンクを出てきて、文章を作り出す事が出来ます。

ちょっと専門的な話になりますが、ある語学の研究によると、赤ん坊が自分の母国語を習得する際には、必ず「チャンク」である”言葉の塊”で言語を覚えるそうです。

赤ちゃんと同じように沢山のチャンクを覚える事が出来れば、外国語を自然と話せるようになります!

中学校レベルの英文法をしっかり理解する事

これも英会話を習得した人の人達からのアドバイスで、「日常英会話を話すだけなら複雑な文法は必要はない」というものがあります。

まるで呪文のように複雑な文法ポイントを暗記して”受験勉強のような学習法”をするに時間を費やすよりも、中学校の頃に習った基礎的な英文法をもう一度しっかりと復習して身につけるべきです。

基本英文法をしっかりと身につけて実際に会話として使えるようになれれば、自分のリスニング力も伸びてきます。

これもよく言われていることですが、実は「約20くらいの文法パターン」を覚えておくだけかなりの話が出来るようになるといわれています。これは私の体験からも言えることなので、確かな事実だと思います。

インプットと同じ量のアウトプットを定期に行う事

英語の知識をインプット(リスニング、リーディング)する事は言語習得においてとても大切な事です。インプット量を増やしていくと自然と「英語耳、英語脳」作る事が出来ます。

しかし、インプットだけでは英語は話せるようになりませんので、インプットと同じ量のアウトプット(スピーキング、ライティング)をする必要があります。

私の意見としては、日本人の英語学習者はインプット量もさる事ながら、圧倒的に英語をアウトプットする時間が足りていないと思います。

とにかく、アウトプットする事は外国語を話す上で非常に重要です。これは、スポーツが上手になったり、楽器を上手に弾けるようになる事と同じ手順といえます。

英話を上手に話せるようになるには、多くの時間を練習(アウトプット)に費やす必要があります。

よくよく考えてみるとわかりますが、サッカーが上手になりたければ、サッカーのテクニック本を読んでいるだけでは上手になれませんよね。それは英会話も同じ事です。英語もインプットした後に必ず会話の練習が必要になります。

英語をアウトプットする練習内容として、最も良い方法はマンツーマンのスタイルで英語を話す事です。方法はどんな方法でも構いません。インターネットで無料で利用出来るランゲージエキスチェンジでも良いでしょう。

SNSで知り合った外国人の友達や知り合いと英語でコミュニケーションする方法でもいいと思います。しかし、こういった方法は皆が皆出来る方法ではありません。

やはり、時間コストを考えた上で最も簡単な方法としては、英語の先生と実際に会話する事です。英語の先生は英語を教える事の専門化なので、言語学の知識もあります。ですから、質の高い先生からのレッスンには価値があると思います。

しかし、ここで大切なのが、「英会話レッスン」は”英語を教えてもらう”というスタンスで望むのではなく「英会話の練習の場(練習のチャンス)」として考えた方が良いレッスンになります。

多くの日本人の英語学習者は、相手が先生(講師)という立場だと、自分が「受け身」の態勢になりがちです。

いくら英会話を教えてもらっている生徒だからといって、完全な受身にはならないで、積極的に先生と英会話する事が重要になってきます。

そして、英話のインプットを英会話レッスンだけに頼らず、レッスンを受けない日やレッスン後には必ず、復習や自習が必要です。

つまり、英語を独学する時間が必要になります。インプットの後には「必ずアウトプットとして英語を話す練習をする事」です。

そして、またインプット量を増しながら、それを同じ量のアウトプットをしていきます。基本的にはこのステップの繰り返しです。

これが「インプットとアウトプットのサイクル」という言語学習にとって最も大切なサイクルです。

普段の日常生活の中で英語を使う環境を作る事

このステップは人によっては最も実際する事が難しい内容になるかもしれません。しかし、このステップも外国語(英語)を習得する上で非常に重要な意味を持ちます。

それは、自分の日常生活の環境に英語を見聞きする機会を強制的に増やすという方法です。例えば、簡単なところでいうと、もし自分が「今日は映画やドラマが観たいな~」と思っているような時には、必ず「英語圏の国の映画」を選ぶようにしたり、音楽を聞く時でも「必ず英語の曲を聞く」という選択をする事です。

そして、映画やドラマを観る際には「日本語の吹き替えや日本語字幕」は出さずに”全て英語で”観るようにしましょう。

最初は勿論、難しく感じると思います、繰り返し同じ内容の見聞きしていると次第に少しづつ理解出来るようになっていきます。

本やインターネットをする時でも英語のものを見るようにしましょう。分からない単語が出てくれば辞書を引いて意味を調べるよいキッカケになります。

つまり、どんな場合でも英語の勉強になるアクティビティーをするように心掛けるという内容です。

究極、凄い人になると自宅の環境、自分の環境を全て英語にしてしまう人もいるようです。これを引きこもり留学というようです^^

仕事が忙しくて海外に行けなくても、留学出来なくても「自分の身の回りの環境を海外(英語圏)にしてしまいましょう」というコンセプトになります。

今回紹介した、上記の4つのステップで英語に触れていけば、必ず英語力が伸びていく感覚に気が付くと思います。

学習者の英語力は、「どれだけ日常生活の中で英語環境を作り、インプットとアウトプットのサイクルを繰り返してきたのか?」という、その学習ボリュームによって比例して伸びてきます!

是非皆さんも実践してみて下さいね^^ 定期的に行っていけば必ず効果のある学習法です。

管理人お勧めの英語教材

この教材は私が英語力のブラッシュアップの為によく利用しているメソッド系の英語教材「English Reboot」という教材です。

イングリッシュリブートは、英会話に必要な英語の基礎文法(中学レベル)を元にベーシックな英語知識(文法)を”ゼロから頭脳にインストール”するというコンセプトの教材です。
この教材で合計で「12のセクション」で構成されています。

基本的には英語のスピーキング力を上達させる為の英語教材になります、リスニング力の向上や発音上達にも良い個人的にお勧め出来る唯一のメソッド系教材です。

ただ聞くだけの教材ではなく、実際に自分の口から英語を出すというトレーニングを繰り返し行っていくアクティビティーがある教材なので、その学習効果は確かなものです。こういってはなんですが、日本の英語教材の中では珍しくコストパフォーマンスに優れた値段と質のバランスが取れている教材ですね。

イングリッシュリブート

English Reboot 公式

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