英会話レッスンを効果的なものにする為の考え方と勉強法について紹介
英語の中でも特に「スピーキングをメインに勉強している」という方の中で、よくこういった話を聞く事が多いです。それは「英会話レッスンをある程度の期間(半年~一年)受けているけど、思ったような効果が得られない」という方です。定期的に英会話のレッスンを受講しているにも関わらず「中々英語が上達しない」という方は非常に多いようです。
英会話学習者の方の色々な意見を聞いてみても、駅前にあるような大手の英会話スクールであっても、オンライン英会話スクールであっても同じような意見が寄せられています。
でも、一体何故、定期的に英会話のレッスンを受けているにも関わらず、思うような学習効果が得られないという人が多いのでしょうか?
そこで今回の記事では、「英会話レッスンの効果を最大限に引き出す為の勉強法と考え方」について私の体験談を交えて紹介してみたいと思います。
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英会話のレッスンはあくまで”学習のツール”として考える事
英会話スクールである程度の期間、英会話レッスンを受講しているにも関わらず、思ったように効果が出ないという人の多くは「英会話のレッスンだけで他の時間に他の英語の勉強をしていない」という人が非常に多いです。
つまり、英語の勉強は「英会話スクールのレッスンだけ」というタイプの人です。これでは、当然英語を話せるようになりませんし、大切な時間を使って受けたレッスン時間も無駄になってしまいます。
英語学習において英会話のレッスンはあくまで”学習のツール”として考える事が大切です。つまり、「今まで自分か勉強してきた知識をアウトプットするだけの場所」として考える必要があります。
ですから、当然、レッスン以外にも自分で英語の勉強をする必要があります。英会話にとって必要な「中学英文法の知識」は必ず勉強する必要がありますし、「リスニング学習も会話相手の話が聞き取れるようになる」という意味では別に行う必要があります。
そして、新しい単語は必ず「文脈を使って覚えるようにする」という事も必要です。単語を丸暗記だけで覚えても実際の会話では使えるようになりません。レッスン意外にも自分で自習する必要があります。
特にフィリピン人が講師になるオンライン英会話では、「講師に英語を教えてもらう」という期待はあまりしないほうが良いでしょう。フィリピン英会話の講師には「質のバラつき」が見られますので、講師によっては上手に英語の知識をを教える事が難しいという人もいます。
ですから、フィリピン人がメインの英会話スクールでレッスンを受講する場合、基本的には自分で学んだ英語の知識をアウトプットする場として考えましょう。(勿論、講師がネイティブであってもその考え方は同様です。)
最低週に2~3回はアウトプットの機会を設ける事
英会話のレッスンをある程度の期間受講しているのに、中々思ったような効果が出ないという人の中には「英語に触れる時間の少なさ」が目立ちます。また、同時に「リスニング力が非常に弱い」という人も多いです。
レッスンの受講期間が長いにも関わらず、思うような効果が出ていない人の多くは、英語を勉強しているという期間は長いものの「週の学習時間が短い」、「レッスンの回数が少ない」という人が多いと思います。
やはり、英会話の上達にはある程度の「場数」が必要です。勿論、闇雲にレッスンを受け続けていても効果はあまりありませんが、やはり英語をアウトプットする場を定期的に作れば、それだけ英語のインプットとアウトプットの時間が増えます。
英語は自分の口から話せば話すほど、上手になっていきます。これは間違いありません。そして、良い講師の場合、生徒が話した英語が間違っている場合には、正しい英語に訂正してくれるので、自分がアウトプットする事によって、良いインプットを得る機会が増えます。
このサイトでも過去に紹介した事がありますが、英会話は「スポーツを練習して上手になる事」や「楽器の演奏を練習して上手になる事」、「ダンスの練習をして上手になる事」と同じです。
定期的な繰り返しの練習で段々と上手になる”スキル”と同じです。それを考えると、英会話も定期的にある程度の時間をかけて磨いていくという種類のスキルなんです。
英会話レッスン以外でもアウトプットする場をつくる事
英語のアウトプットの練習は相手がいない場合でも行う事が出来ます。それは、「日本語の文章を聞いて英語の文章を作る」という「英作文を行う」という方法です。
実はこの「英作文を練習する」という事は「英語を話す」という作業はと全く同じことです。これを自習時間に行う事によって、実際の会話もとてもスムーズになります。
こういった英作文のアウトプットが練習出来る教材は日本でも最近になって増えてきています。
英語の音声を聞いて瞬間的に英作文する能力を養う練習を定期的に行っていくとスピーキング力は格段にアップしていきます。
最近、私が試した英会話教材の中に「英語のアウトプットを磨く練習が出来る」というタイプの教材があります。こういった教材を使いながら自習時間に一人でアウトプットの練習を行う事によって、必ず英会話力はアップしていきます。
やはり、日本人の英語学習者は圧倒的にアウトプットの練習が足りません。アウトプットの練習量が多い学習者は必ずといっていいほど、スピーキングが上手な人が多いです。
英会話レッスンの効果を最大限に引き出す為のまとめ
英会話スクールでレッスンをある程度の期間受けているにも関わらず、中々スピーキングが上手にならないという方は、そのレッスンの受け方を一度考え直す必要があると思います。
多くの日本人の英語学習者は、日本の教育のやり方の影響もあり「受身の学習者」が大多数です。多くの人達は英会話スクールで「英会話を教えてもらうおう!」、「講師に頼っていれば英会話が上手になっていく」とを期待している人が非常に多いと思います。
しかし現実は、講師に間違った英語を使った際に、その点を指摘してもらうという事は出来ても、新しい知識を教えてもらう事は難しいと思います。英会話スクールは基本的に「英語を話す(アウトプット)場所」です。
勉強を教えてもらうという場所ではありません。スクールという名前がついているだけで、学校とは思わないようにしましょう。細かい文法の説明や英語の使い方は自分で勉強するようにしましょう。もし、講師に教えてもらう事があるとすれば、間違った英語を正しい英語に直してもらう時だけです。それ以上の知識はあまり求めないようにする事も大切です。
大切な英会話レッスンの時間を有効に使う為には「あくまで英会話だけの場所」として考えましょう。レッスンでは自習で勉強したことを試す場所、英語の間違いを直してもらう場所と考えるようにしましょう。
管理人が実際にレッスンを受講して効果があると感じたスクールを紹介しています。スクール独自の教材も豊富で講師の質も良いというスクールだけを選んでいます。
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