カランメソッドを受けるべき5つの理由とは? カランは効果あり!?

カランメソッドは効果を実感出来る英会話学習法なのか? カランメソッドを受けるべき理由
目次

カランメソッドは効果を実感出来る勉強法なのか? どんな点が優れているのか?

今回の記事では、英語を話す事に特化した学習法である「カランメソッド」という英語学習メソッドについて、ネイティブ英語教師である私の視点から分析してお話していきたいと思います。

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元々はイギリスで産まれたこのメソッドは海外の語学学校でも長い間採用されている事から、評判もよくネットでの口コミもポジティブな意見を目にする事が多いです。

まず、カランメソッドの最も良い点としては、英語を話す際にフルセンテンスできちんと答えるクセがつく事です。それによって正式な英語のパターンが身につきやすくなります。

また、これらのパターンを繰り返し練習することになるので、英語のリズムも身につきやすいです。英語のリズムが身に付くと同時にリスニング力の向上も期待出来ます。学習者の方によっては、「英語の疑問文が聞き取りやすくなった」という人も多いようです。

英語を話す事に特化した学習法「カランメソッド」とは?

皆さんは、「カランメソッド」」(英語:Callan Method)という英会話学習法をご存知でしょうか?

まだオンライン英会話のレッスンを受けた事がない方や、今までにフリートークのレッスンしか受けた事がないという方の為に、先ずはカランメソッドの歴史とこの学習法のルーツを紹介していきたいと思います。

カランメソッドは本当に効果的なのか?

カランメソッドは本当に効果的なのか?

カランメソッドはイギリス人のPeter Callanという人物によって発明された語学学習メソッドです。1960年代初頭から使われている学習メソッドで、現在まで約「50年間」にわたって使われ続けているメソッドになります。

ですから、実はこのメソッドは日本で知られるようになってからはまだ日が浅いですが、非常に歴史が長い英会話訓練法なんですね。

そして、カランメソッドは世界中の語学学校で使われているメソッドです。現在は、イギリス、オーストラリア、ヨーロッパ、南米、アジア諸国の国々の英会話スクールで使われているメソッドです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、実はこのメソッドは「日本人の英語学習者向け」に作られた専門のメソッドという訳ではありません。最初はヨーロッパ諸国の非英語圏の英語学習者向けに作れたものでした。

また、カランメソッドは過去に色々な国の英語学習者がこの学習法を使って成功した実績があるメソッドです。

カランメソッドの目標は「英語を聞いて自分の母国語に翻訳せずに英語でそのまま答える(即答)」という部分が大切な目的になります。

普段、一般的に英語の初心者は「英語を聞いて頭の中で自分の母国語に翻訳して、その翻訳した答えを考えてまた英語に翻訳して話す」というとても長いプロセスを経てようやく英語を話します。

しかし、カランメソッドのトレーニングを受けた学習者は、その真ん中のステップを抜いて英語を話すようになります。つまり、「英語を英語のまま考える」ようになります。

カランメソッドのレッスン内容は?

カランメソッドのレッスンは大体95%はスピーキングです。具体的なレッスン内容を説明するためにレッスンの流れを紹介します。

  1. 先生はキーワードを言う。
  2. 生徒はキーワードを繰り返す。
  3. 先生はキーワードの入っている文章を紹介する。生徒は聞くだけ。
  4. 先生は生徒に質問する。
  5. 生徒は先生の質問に答える。先生は答え方を紹介する。

以上の5つのステップが簡単なカランメソッドのレッスンの流れです。

下記の動画はイギリスにあるカランメソッドスクールのレッスン風景です。レベルは初心者よりも少し上といった感じです。

当サイトの管理人でもある、Tatsuyaは過去にカランメソッドのレッスンを実際に何度も”定期的に”受講した経験があるので、彼のレッスン内容のレビューは参考になると思います。

参考:「カランメソッドは本当に効果があるのか?トータル1年間以上カランメソッドを受講してきた感想

次にカランメソッドのレッスンを受けるべき利点についてネイティブである私の立場から分析して紹介してみたいと思います。

カランメソッドは完全にスピーキングがメイン!

フリートークのレッスンを受ける場合、先生もかなり話しますので、マンツーマンレッスンを受けても場合によっては、自分が話す時間は案外少ないかもしれません。そして、グループレッスンの場合、自分が話す時間はもっと短くなります。

シャイで遠慮がちな学習者は「英語を話す事から逃げる」事も出来ますし、「沈黙」してしまう事もよくあります。しかし、カランメソッドのレッスンを受けると、「沈黙」や「英語が出てこない」という問題は一切ありません。何故ならこのレッスンは強制的に英語を話すシチュエーションが用意されます。

英語が話せない学習者でも先生の言っている事を繰り返すだけで、英語を口から出す事になるので「英語を話さなくなる時間」は自然となくなります^^

参考:「オンライン英会話レッスン中に起きる「沈黙」に対してどう対処すればいいのか?

カランメソッドの優れた点「発音の矯正」がある!

カランメソッドの先生は生徒の発音が正しくない場合や悪い発音をした場合には必ず直してくれます。そして、先生はもう一度発音出来ない単語を繰り返して生徒に真似させます。

カランメソッドを担当している先生は必ず「カランメソッドを教える為のトレーニングを受けている」という事もあり、基本的に英語の発音矯正が上手です。ですから、スピーキングの練習ををしながら合わせて自分の発音も綺麗になります。

フリートークレッスンの場合、毎回発音矯正をすると会話の流れが崩れてしまいますので、多くの先生は生徒の発音のミスをわざと無視する傾向にあります。勿論、明らかに間違った発音は指摘される事もあると思いますが、あくまで「生徒に英語で話させる」という事に集中していますので、発音に関しては後回しになります。

英語は変な発音を繰り返すとそれが癖になる可能性があります。カランメソッドの場合、発音を早いうちに直しますので、その癖を防ぐ効果もあります。

カランメソッドが良い点「準備や宿題」が必要ない

カランメソッドは忙しいビジネスパーソンにとても良い選択だと思います。なぜなら、忙しいビジネスパーソンはレッスンの準備や宿題をする余裕はないと思います。

フリートークのレッスンの場合、レッスンに関する準備(会話内容やテーマ等)や復習をする事をお勧めしますが、カランメソッドのレッスンでは基本的にスクール側が用意した教材でレッスンを進めるので、自分が決める事は何もありません。つまり準備をする必要もないので、忙しい方にとって楽だと思います。

カランメソッドは複雑な文法の説明がない!

多くの日本人の中学生・高校生が英語を嫌いな理由としては「英文法がよく分からない!」という理由だと思います^^ しかし、カランメソッドでは複雑な文法の説明はありませんので、その事を心配しなくても大丈夫です。

文法の説明の代わりに、カランメソッドは日常英会話でよく使われているパターンを紹介するだけです。

そして、それぞれのパターンの否定文、疑問文、疑問文の答え方等のバリエーションを紹介していきますので、「実際に会話で使える文法」を自然に覚える事が出来ます。

カランメソッドは継続型なので英会話上達に効果あり!

これは最も重要なポイントですが、カランメソッドのレッスンを受けて、その後も継続して定期的にレッスンを続けている人は英語が喋れるようになります。

そして、一般の英語レッスンより進行が早いです。あるカランメソッドを使っている英会話スクールの分析によると、生徒の平均テストスコアは80%になったそうです。

そして、カランメソッド講座を受けた英語学習者に聞くと、「発音が綺麗になった」、「他のメソッドよりも効果がある」、「喋れるようになった」などのコメントが多くあがっています。

参考サイト:カランメソッド講座を受けた英語学習者の意見

カランメソッドに対応しているオンライン英会話スクール

カランメソッドのレッスンに対応している英会話スクールは日本にもいくつかありますが、下記のスクールのカランメソッド(DMEメソッド)はとくにお勧めです。当サイトの管理人も現在受講中との事です^^

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