レッスン費用の安い英会話スクールに利用した際に起こりえる問題とは?

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英会話スクールでレッスン費用が他と比べて安いスクールにはどんな問題が起こりえるのでしょうか?

私が本格的に英会話を勉強するようになってから、数年が経ちましたが、その当時の時代よりも現在の英会話スクール業界も大分変わってきたと思います。

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特に最も大きく変わった点としては「英会話レッスンの低下価格化」です。特にフィリピン人講師をメインにした「フィリピン英会話レッスン」では、どんどんレッスンの低価格化が進んでいます。

ネイティブの英会話レッスンもある程度は安くなってきているものの、フィリピン英会話と比べるとやはり少し高めです。これはある意味仕方ありません。多くの場合は「その国の物価」が関係しています。

これは単純にネイティブの人件費の運営コストから来ている事が原因になっていると思いますが、フィリピン人を雇用している英会話スクールは、相変わらず低価格をウリにしているスクールが目立ちます。

しかし、ここで一つ疑問に思う事があります。それはこういった「レッスン費用が格安の英会話スクールに通ってちゃんとしたレッスンになるのか?効果はあるのか?」という事です。

そこで、今回の記事では「他の英会話スクールと比べて非常にレッスン費用が安い英会話スクールにはどんな問題が起こりえるのか?」という内容を今までの体験から書いてみたいと思います。

レッスン費用の安い英会話スクールに利用した際に起こりえる問題とは?

レッスン費用の安い英会話スクールに利用した際に起こりえる問題とは?

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1. カリキュラムやレッスンの内容、設備投資が最低限になる可能性がある

全てのレッスン費用が格安の英会話スクールがそうとは言い切れませんが、レッスン費用が安いという事は「スクール運営の中で何かしらコストカットしている部分がある」はずです。

こういった人件費を伴うビジネスの場合、真っ先にコストカットされるのは「設備投資(IT設備や教材制作・開発費など)」です。ですから、どうしてもレッスン費用の安い英会話スクールは、インフラや自社教材といった部分が弱いです。

IT設備も貧弱な所が多く、オンライン英会話の場合、スクールによってはオフィス(データーセンター)からレッスンするのではなく「講師の自宅からスカイプのみでレッスンする」というスクールもあります。こうなってしまうと、ネットの回線が非常に悪い場合が多いです。

そして、教材制作・開発費などにお金をかけられないので、中には「ネットからただ持ってきただけのような”うすっぺらい教材”を使ってレッスンする」という事もあります。

これでは、レッスンを効果的な学習にする事は難しくなってきます。または、レッスンを受講する前に自前で教材を買い揃えてからレッスンを受けるというスクールもあります。

これでは、レッスン費用以外にもお金が掛かってしまいます。出来たら、教材も込みのスクールでレッスンを受けたいですよね。

お勧め記事:「オンライン英会話のレッスンでは、自分で用意した教材を使ってレッスン出来ますか?

2. スクールの運営にコストが掛けられない為講師やレッスンの質に影響する

レッスン費用が格安の英会話スクールの場合、講師を募集する際の基準があまくなりがちです。つまり、安い給与でも働いてくるような講師が集まってくるという傾向があります。

こういった条件では、当然の事ながら「良い人材が集まらない」という事になります。つまり、この業界で良いとされる条件の「大卒・大学院卒の人材や、英語教師の資格を持った人材、英会話講師としてのキャリアの長い人材」などが集まりにくくなります。

ですから、単純にパートタイム感覚の学生気分の講師や、あまりやる気のない講師、英語は話せるが英語を教えた事がないような経験の浅い講師ばかり集まります。結果的に質の悪い講師、質の悪いレッスンが提供される事になります。

参考記事:「質の高いオンライン英会話スクールを見分ける方法:オンライン英会話スクールの質、講師の質について深く切り込んでみた!

3. レッスン費用の低価格は講師の給与や待遇にも関係してくる

レッスン費用が安いという事は上記の以外にも、色々な部分に影響を与えます。その中で最も問題になりそうなのが、講師のレッスンを教えるモチベーションです。

レッスン費用が安いという事は当然、講師の給与にも影響を与えています。良い人材は待遇の良い会社に流れる事は当たり前です。

つまり、レッスン費用が格安の英会話スクールには比較的、仕事のモチベーションが低い講師が集まってくる可能性は高いです。特にフィリピン英会話の場合、こういった要素は様々な質にとても大きく関係してくるでしょう。

フィリピン人の国民性を考えてみればわかりますが、待遇の悪い会社で一生懸命になって働く人は少ないはずです。給与や待遇が悪いからといって、講師の仕事に使命感を持って親身になってくれる人は稀でしょう。

参考記事:「オンライン英会話スクールの講師の質・良い英会話スクールの特長について個人的に思う事

今回の記事のまとめ

ですから、逆を言うとある程度のレッスン費用を支払うようなスクールは講師の質もわりと安定していると思われます。

そして実際にそういったスクールは、インフラ等の設備投資や自社教材の開発に力を入れていますし、講師の採用にもかなり力を入れています。

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