英会話のレッスン中の「沈黙」に対してどう対処すればいいのか?

英会話レッスン中に起きる「沈黙」の対処法
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オンライン英会話レッスン中に起きる「沈黙」の対処方法

今回の記事では、英会話初心者がオンライン英会話のレッスンを受講する際によく出てくる問題や悩みについて話したいと思います。

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実はこの問題はオンライン英会話のレッスンだけではなく、普通の英語教室(英会話スクール)のレッスンでも度々起きる問題だと思いますが・・。

そして英会話のレッスンにおいて「沈黙」という状態は、生徒だけではなく先生の方としてもやりづらい気まずい問題です。

例えば、カランメソッドのようなメソッド系のレッスンを受ける場合にはこういった、「気まずい沈黙」という問題はあまり出てきません。

何故なら、カランメソッドなどのレッスンでは、先生は始めから明確なレッスンプランを用意しています。そのプランを使って論理的な順番に英文法や英語のフレーズを紹介しています。

ですので、まず「気まずい沈黙」が続くような状態になる余裕はありません(笑)。カランメソッドのレッスンを受講した方であれば、ご存知だと思いますがこのレッスンはとにかく休む暇がない程に英語の質問を浴びせられます(笑)。息をつく暇もないといったくらいに英語の攻撃を受けます^^ 

まぁだから結果として英語を話す状況が無理やり作られ、自然と英語のパターンやリズムが身につくようになるのですが。

参考:「ネイティブキャンプでカランメソッドのレッスンを受講した際の体験談・感想をレビューします!

しかし、一方でフリートークのレッスンでは、「気まずい沈黙」になりやすいですね。中級や上級レベルの英語学習者はもう既に沢山のボキャブラリーやフレーズの知識がありますので、会話を続ける事が出来ますし、外交的な人や積極的な人は英語レベルが高くない場合でも、なんとなく会話を続けられると思います。

しかし、過去の僕のような少し内向的で英語レベルの低い人(笑)は会話中に英語が出てこないととにかく焦って困ります(笑)。

僕は初めてフリートークのレッスンを受けた頃、「英語がとにかく出てこない」といった時が多かったです。しかし、レッスンを続けていくうちに少しずつこの問題を防ぐ方法を見つける事が出来ました。

そこで今回の記事では、「オンライン英会話レッスン中に起きる「沈黙」に対してどう対処すればいいのか?」という問題を自分の経験談を元に解決策を紹介してみたいと思います。

「気まずい沈黙」を防ぐ方法:レッスンの前に準備すること

私のお勧めする気まずい沈黙を作らないための対処方法として、最も役に立つ作戦は「レッスンの前に自分が言える・使えるフレーズ集」を作る事です。

フリートークのレッスンに出てくる話のテーマは大体想像出来ますよね。例えば、レッスンが月曜日の場合には、「週末に何をしましたか?」という質問は必ず出てきます。

ですから、どんなシンプルな英語フレーズでもいいので、自分が週末にやった事やイベントについてフレーズ集を用意した方がいいと思います。

例えば・・・

I went to an onsen yesterday.
(私は昨日温泉に行きました。)

“Onsen” is a hot spring.
(温泉は暖かいお湯が出る泉という事ですよ。)

Onsens are very popular in Japan.
(温泉は日本ではとても人気があります。)

I went with my family.
(家族と一緒に行きました。)

結局は、「中学校1年生レベルの文法とボキャブラリー」の知識があれば大丈夫ですが、上記のようなフレーズを紙に書いておけば、レッスン中に会話につまってしまった場合などに読む事が出来ます。

そうする事によって、「気まずい沈黙」をある程度は防ぐ事が出来ると思います^^。とにかく自分から会話をスタートされる事は大切です。

気まずくなる前にとにかく先生に質問してみよう

以前に書いた記事でも、このテーマを話しましたが、フリートークのレッスンは「先生から英語を教えてもらう」事より「英語を練習するチャンス」として考えた方がいいと思います。

参考記事:「こんな人は要注意!オンライン英会話で上達しない人によくある5つの理由と改善策

そして、ここもよく誤解されがちですが、英会話レッスンは「生徒が話す」事だけではなく、「会話の練習」なので、会話の半分は聞く(リスニング)という作業です。

ですから、先生に質問して先生に話してもらうように促す事も大切です。英会話の先生の話しを聞く事によってリスニング力があがります。そして自然と「気まずい沈黙」も避ける事が出来ます。

また少し準備が必要ですが、レッスンの前に先生に質問する為の「スモールトーク的な質問」を用意しておいた方がいいと思います。例えば、世界のニュースや気候、エンターテイメント(映画やドラマなど)等のテーマは会話が広がりやすいです。

例えば、こんな会話内容はいいと思います:

What do you think about Donald Trump?
(先生はドナルド・トランプについてどう思いますか?)

それか、先生の個人的な経験について聞いても大丈夫だと思います。

例えば:

Have you ever been to Japan?
(あなたは日本に行った事がありますか?)

Do you like Japanese food?
(日本食は好きですか?)

How long have you been an English teacher?
(どのくらい英語の先生として働いていますか?)

先生の将来の夢や将来にやりたい事について聞いても大丈夫だと思います。

例えば:

Do you want to be an English teacher forever?
(英語の先生の仕事はずっとやり続けたいですか?)

What countries do you want to visit?
(どこの国に行ってみたいですか?)

上記のような質問を用意すると、先生は積極的に答えてくれると思いますので、沈黙を避けやすいと思います。

沈黙になる前に「知りたい英語」を先生に聞いてみよう

これも以前にアップした記事で書いた事がありますが、オンライン英会話のレッスンを効果的なものにしたいなら、レッスン以外に自習もした方がいいと思います。

そして自習をしている時、あまり理解出来なかった文法、フレーズ、ボキャブラリーなどがよく出てきます。こういった事をフリートークの会話内容として利用してもいいと思います。

例えば、「canとbe able toの違い」や、「関係代名詞の使い方」など。自分がよく分からない英語を先生に聞いて説明してもらうと、会話の間が持ちますので気まずい沈黙を防ぐ事が出来ますし、自分の英語力も伸びると思います。

その際には、下記のような質問をするといいと思います。

Can I ask you a grammar question?
(文法の質問をしてもいいですか?)

What does 「~」mean?
(~はどういう意味ですか?)

What’s the difference between “can” and “be able to”?
(「can」と「be able to」の違いを説明してくれますか?)

Can you explain ~?
(~を説明してくれますか?)

How do I use ~?
(~はどうやって使いますか?)

Can you give an example sentence?
(例文を作ってくれますか?)

以上、今回の記事では、オンライン英会話のレッスンで気まずい沈黙を防ぐ方法について紹介してきましたが、上記のアドバイスを実行してみると、オンラインレッスン中の「気まずい沈黙」をある程度は防ぐ事が出来ると思います。特にレッスンを始めたばかりの方や口下手な方等には、是非利用して欲しいと思います^^

結局、英会話を上達させる為には、英語を話す練習が必要なので、例え自分の英語が間違えだらけでも話し続ける事が大切です。間違えを指摘されたからといって、落ち込む必要はありません。

出来るだけレッスン中に英語を話し続ける事さえ出来れば、自然と英語力をレベルアップさせる事が出来ると思います。とにかく英会話を上達させるには英語を話すのみです^^

英会話レッスン中に起きる「沈黙」の対処法

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