英会話力が自然とアップする英語感覚とは?

英会話力が自然とアップする英語感覚とは?
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ネイティブのような英語感覚はどうやって身に付けられるのか?

英語を本気で勉強している人であれば、一度でも「英語感覚」という言葉を耳にした事がある方もいると思いますが、今回の記事ではその「ネイティブの英語感覚」について私なりに感じた事を書いてみたいと思います。

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よく英語を上手に話す為には、頭の中で日本語を通して考えずに「英語を英語のまま話す」、「英語を英語のまま理解」する事が重要と言われていますが、これが意識せず出来るようになるまでは結構な時間を要すると思います。

そして、そもそも、この”英語を英語のまま理解する”事って言葉だけを聞いても今ひとつピンと来ませんよね・・・・。

私もこの言葉をはじめて聞いた時に正直、何の事をさしているのか?どんな意味なのか?理解に苦しみました。通常、ある英語の文章を見聞きした場合に私達の頭の中では・・・

  1. 「英語を聞いて」
  2. 「日本語で考えて」
  3. 「ようやく英文章を作って話す」

以上のようなステップを踏んで英語を話す事が普通ですね。一度頭の中で聞いた英語を日本語として整理して「日本語なりの解釈」をしてそれにあった英語表現を探して話す。という流れです。

しかし、「英語を英語のまま話す」、「英語を英語のまま理解」という場合には、ステップ的には2のステップを抜きます。

こうする事によって、考える時間を短縮出来る為に会話のレスポンスが圧倒的に早くなります。

英語感覚を身につけるにはフレーズ毎チャンクで覚える事

では、具体的に”英語を英語のまま理解して”それに対して英語で話す為にはどのような訓練が必要なのでしょうか?

それには、英語をインプットする際に出来るだけ多くの英語フレーズ・表現をチャンク(かたまり)で覚える事が大切になってきます。

つまり英語学習の際によくある「英単語暗記」とか、「英語の熟語暗記」とか、そういった単語や言葉だけを眺めて英語を覚えるのではなく、実際に使える表現やある一定のまとまり=チャンクで英語をインプットする事が大切になってきます。

確かに英語のボキャブラリーの知識も大切ですが、ボキャブラリーの知識だけでは会話はいつまで経っても上手になりません。(英会話を練習している人は重々承知の事実ですね^^;)

そして文章をチャンクで覚える事が出来れば、その文章や表現の中に含まれた単語の意味も自然と覚える事が出来るようになります。

これはとても感覚的な説明になってしまうのですが、実際にリスニング学習をする際にも、単語だけの音声を聞いて暗記するのではなく、必ず「文章単位」で繰り返しリスニングするようにするという事が大切になってきます。

仮に単語だけの知識があっても、英文章を組み立てる際、英語を聞いた際に頭の中での処理が遅くなってしまいます。そして、こういった英語感覚がない為に自分でゼロから英作文をするという能力が極端に弱くなってしまいます。

しかし、チャンクや表現毎覚えている人は頭の中に様々な英語のパターンがインプットされているので、何か英語の文章を聞いた際に「とっさにそれらのパターンとマッチングさせて会話に適切な英文を作りだす」という事が出来るようになります。

こういった英語の感覚を文章で説明する事はとても難しいのですが、頭の中に英語のパターン(チャンク)が沢山入っている人は会話も自然と上手になるようですね。

私の友人で英語がとても上手な友人もパターンやフレーズのまま英語をインプットする事の重要さは常々言っていましたし、単語だけの知識では絶対に話せるようになりません。

また、英語感覚を身につけるようになる事も難しいという意見を言っていました。これについては私も同感です^^

日本では、TOEICやテスト・受験対策としては、まだまだ「英文法や英単語」の知識が問われる問題が多く、そういった暗記型の英語学習が現在でも主流なようです。

本気で英語を習得したいのであれば英語感覚を身につける為に「パターンで英語を練習して」、「英語の知識を文章やチャンクで覚える」という学習法が一番なんだと思います。

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    これは以前の記事でもちょっと触れた事がありますが、英語と日本語という言語には言語学的にみてる、とても大きな違いがあります。

    例えば、双方の言語を直接翻訳できない表現や「英語にしかない言い方」や、その逆として「日本語風の言い方(日本語にしかない独特な表現)」が存在しています。

    ですから、私達日本人の英語学習者がそういった英語的な言い方や独特な表現を身につける為には、言語以外にも、英語圏のカルチャー的な知識も一緒に学習する必要があります。

    例えば英語圏の人のマナー(ビジネスマナーも含む)や挨拶、こういったシーンではこういう表現を使うべきとか、そういったシーンに合わせた定形の知識も大切になると思います。

    他にも、英語圏のネイティブが読んでいるニュース記事や本、雑誌等のメディアで使われている表現から、彼等の言葉の表現の仕方を学べる事も多いです。個人的にはこういったネイティブ向けのメディアから、英語感覚を学ぶ事はとても効果があると思っています。

    時々、「あ~英語圏のネイティブはこういう時にこんな言い方や表現をするんだ!」何ていう発見もありますので、興味を持って英語メディアをみてみると本当に勉強になる学べるものが多いです^^

    それ以外にも、海外ドラマや映画などから、彼等の表現を学ぶ事も出来ます。英語圏の映画やドラマは英語感覚を身につける為にとても役に立つツールになると思います。

    ただ単にリスニングするだけではなく、英語字幕を出してシーン毎に「どうしてこの場合にこんな表現が使われたのだろうか?」等と考えながら観るだけでも本当に得るものが大きいと思います。

    以上、今回はネイティブの英語感覚が自然と身に付くようになる方法とその訳について紹介してみました^^ 私も日々実践中で効果を感じているので、みなさんも是非やってみて下さいね^^

    >> カランメソッドは独学する事が出来るのか? オンライン英会話でカランメソッドを受けるべき理由

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