日本人が間違えやすい英語(和製英語)TOP5

日本人が間違えやすい英語・英単語
目次

ネイティブには通じない日本人が間違えやすい和製英語

今回の記事では日本人が日常的に使っている「和製英語」に関連して「日本人がよく間違えやすい英語5つ」を紹介しながら英語での意味についてご紹介したいと思います。

この記事の要点

  • mansion(マンション)は英語で「豪邸」
  • high tension(ハイテンション)は英語で「高い緊張、高張力」
  • one-piece(ワンピース)は英語で「水着、ドレス」
  • fight(ファイト)は英語で「喧嘩、誰かと戦う事」
  • cooler(クーラー)は英語で「冷蔵保存する箱(クーラーボックス)」

皆さんもご存じのように日本語には数多くの和製英語、外来語が使われています。(英語も同様ですね)ですから、小さな子供でも、どんなに英語を知らない方でも既にかなり多くの英単語を知っているはずです。その事から、外国人と英語で話す際に英語っぽい単語を使ってみると意外に通じる事があると思います。

しかし、逆にこの便利な知識が災いしてか多くの和製英語は元々の英語の意味と異なる場合も多いです。場合によっては自分が伝えたい本来の意味と違う事を伝えてしまう事もあります。

そこで今回の記事では、日本人が最もよく間違えやすい和製英語と外来語を紹介していきたいと思います。知らずに使ってしまっている英語学習者の方もいると思いますので、是非参考にしてみて下さいね。

mansion(マンション)

日本人の住居として一般的な「マンション」という単語は厳密には「中高層の集合住宅」という意味になりますね。最近ではタワーマンションという超高層マンションもありますが、一般的なマンション中高層の集合住宅として認識されています。

そして日本語で「アパート」というと、マンションよりも小さい「木造の集合住宅(軽量鉄骨も含む)」という使われることが一般だと思います。

日本語の「マンション」という言い方は元々は英語の「mansion(マンション)」という単語が由来になっていると思いますが、実は英語のmansionの意味とはかなり異なります。

英語で「mansion」とは「大邸宅」や「豪邸」といった意味です。 一般的には広大な敷地に作られている豪華な設備を備えた一軒家住宅です。つまり、かなりのお金持ちやハリウッド俳優が住むような豪邸といったイメージに近いと思います。

英語で正しく「私はマンション(日本語の)に住んでいます」という表現をしたい場合には「I live in an apartment.」という文章で伝えるようにしましょう。日本語の「マンション」は英語で「apartment」という言い方になりますので、意味が全く違ってしまうこのワードは気をつけて使いましょう。

正しい言い方 例文

I live in an apartment in Yokohama.
(私は横浜でマンションに住んでいます。)

high tension(ハイテンション)

この「ハイテンション」という表現を日本語で日常的によく使われますね。日本語でハイテンションは「人の性格や気分」、「興奮している」という意味としても使えますね。

しかし、英語で「You are high tension!」といった場合、この意味は通じません。英語の「high tension」は「膨張力」や「張力」という物理の話で使うような単語です。日常会話でよく使うような表現ではありません。

英語で「あなたはハイテンションだね」という表現をしたい場合には「You are hyper/excited」という言い方になります。これも意味が全く違ってしまうので気をつけるべき言い方です。

正しい言い方 例文

My friend was so excited before the TAYLOR SWIFT concert.
(私の友達はテイラー・スウィフトのライブの前に凄くハイテンションだった。)

one-piece(ワンピース)

日本語で「ワンピース」というと女性が着る上下一体の洋服を指しますね。一般的にはトップとスカートが繋がっているドレスのような洋服などがあると思います。この単語は英語の「one-piece」という言い方が由来になっていると思います。

ですが、英語の「one-piece」という言葉はかなり違う洋服の種類です。英語の「one-piece」は「水着」という意味になります。つまり、ビキニタイプの水着ではなく「一つの生地で作られた水着」を指しています。ですから、英語で「ワンピース」は「dress」という単語になります。

正しい言い方 例文

I wore a red dress yesterday
(私は昨日赤いワンピースを着ました)

fight(ファイト)

日本語では「誰かを応援したり、励ましたり」する際(特にスポーツの試合や練習など)に「ファイト!」という表現を使いますね。しかし、英語の「fight」はこういった使い方をしません。

英語の「fight」単語の意味そのままで「誰かと戦う事」、「喧嘩」というネガティブなニュアンスの表現です。ですから、英語で誰かを励ます際には「Do your best!」や「Good luck!」という表現を使いましょう。

これも全く違う正反対の意味になってしまうので気を付けたい単語です。

正しい言い方 例文

We lost the game but I did my best.
(私たちは試合には負けてしまったけどよく頑張ったよ。)

cooler(クーラー)

これもややこしい単語ですね。日本語ではエアコンを使う際に冷たい風が出る設定の時に「クーラー」と呼ぶ人は多いと思います。これは何となく想像出来そうですが英語の「cooler」が由来になった言い方だと思います。

しかし、英語で「cooler」は「エアコン」という意味ではなく「保冷する箱(クーラーボックス)」という意味になりますので、全く意味は異なりますね。つまり、アウトドアの遊び(ピックニックや釣りなど)にもって行く際に使うような冷蔵保存できるクーラーボックスですね。日本語の「クーラー」は英語にすると「air conditioner」と言います。

正しい言い方 例文

Please turn on the air conditioner.
(クーラーを付けてください。)

以上、今回は日本人が間違えやすい代表的な英語(和製英語)を紹介してみました。ここで紹介していない和製英語の中には、意味的に本来の英語の意味に近いようなものもあります。

逆に今回紹介したような5つの単語はよく使われる上に本来の意味とはかけ離れているので英会話の際には気をつけてみて下さい。

日本人が間違えやすい英語・英単語

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